「もしかしたら、もっといい人がいるかも…」
「せっかく続けてきたから、やめるのはもったいない…」
そんな風に考えて、気づけば数ヶ月、もしかすると1年以上、マッチングアプリを使い続けている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、マッチングアプリは気軽に出会える便利なツールです。ですが、「なんとなく使い続けている」状態は、時間も心も浪費してしまう可能性が高いのです。
今回は、マッチングアプリを長く使い続けることで陥りやすい落とし穴と、効果的な使い方のコツを詳しくご紹介します。
「長く使っている=出会いに前向き」とは限らない
長期間マッチングアプリを利用している人の中には、次のような心理状態の人が多くいます。
- 理想がどんどん高くなっている
- マッチングやメッセージのやり取り自体が目的になってしまっている
- 「本気の出会い」がだんだん遠のいている
つまり、使えば使うほど、本来の「出会い・恋愛・パートナー探し」という目的からズレていってしまうことがあるのです。
マッチングアプリを長く使いすぎると起きる5つの弊害
① 選択肢が多すぎて決められなくなる
いわゆる「選択疲れ」による決断力の低下。
「この人いいな」と思っても、「もっといい人が現れるかも」と思ってしまい、アクションを起こせなくなってしまいます。
これは、まるでレストランの分厚すぎるメニューのようなもの。
料理が多すぎて「どれもおいしそうだけど、どれを選んだらいいかわからない」と迷っているうちに、結局何も頼めなかったり、食べ終わったあとに「やっぱり別のにすればよかったかも…」と後悔してしまうことも。
本来は「美味しいものを楽しむため」に来たはずなのに、選ぶこと自体がストレスになってしまうのです。
② 理想がどんどん高くなっていく
最初は「普通に優しい人であればいい」と思っていたのに、数ヶ月後には「見た目も年収も趣味も完璧じゃないと…」というように、どんどんハードルが上がってしまう。
それは、アプリの仕組みが“より良い人”をどんどん見せてくるからでもあります。
③ メッセージ疲れでモチベーションが下がる
何十人、何百人とメッセージをやり取りしてきたけど、なかなか実際に会うところまでいかない…。
「またこのやり取りか…」と、義務的になってしまい、恋愛への気持ちが冷めていくことも。
④ 出会いへの真剣度が下がる
アプリ内でやり取りしている相手も、長く使っているうちに「とりあえずマッチングしただけ」という人が増えていき、結局誰とも深まらないという悪循環が起こります。
⑤ 時間とエネルギーを浪費する
気づけば1日1時間以上、マッチングアプリを見ていた…そんなことありませんか?
この「積み重なった時間」を、実生活で誰かに会ったり、自分を磨くことに使っていたら、もっと豊かな出会いがあったかもしれません。
■長く続けてしまう原因とは?
マッチングアプリをダラダラと使い続けてしまう背景には、こんな心理が隠れています。
- 出会いの場が他にないから(=アプリに依存しがち)
- マッチングの快感が癖になる(=承認欲求の満たし)
- 「やめたら誰かと出会えなくなる」と不安になる
これらの心理はどれも自然なもの。否定する必要はありませんが、「気づかないうちに依存していた」という方は要注意です。
マッチングアプリを「期限を決めて使う」ことの重要性
もっとも効果的なのは、「〇ヶ月以内に出会う or いったんやめる」などの期限を設定して使うこと。
期限を決めることで、以下のような良い変化が生まれます。
- 出会いに対しての行動力が上がる
- 相手を見る目が研ぎ澄まされる
- メッセージやデートの質が上がる
- 「本当に出会いたい人はどんな人か」を明確にできる
逆に、ダラダラと「そのうち誰か現れるだろう…」という姿勢では、時間だけが過ぎていってしまいます。
実際に期限を決めて成功した例
例えば、30代後半のある男性は「半年だけ本気でやろう」と決め、1ヶ月目にプロフィールと写真を見直し、3ヶ月目までに10人と会ったそうです。
そして5ヶ月目に出会った女性と交際をスタートし、現在は婚約中。
彼は、「本気で動くと、出会いもちゃんと本気で返ってくる」と話していました。
マッチングアプリは、使い方次第で素晴らしい出会いの場にも、時間泥棒にもなるんです。
やめる判断はどうする?目安のポイント
マッチングアプリをやめるべきか悩んでいるなら、以下のようなタイミングがひとつの目安になります。
- マッチングやメッセージが「作業」に感じる
- 「アプリを開くのがしんどい」と思う
- 理想が上がりすぎて、誰にも会いたくなくなった
- 出会いへの意欲よりも、「暇つぶし」になっている
こういった兆候が見られたら、一度アプリから離れて、リフレッシュするのも大切です。
まとめ|目的を明確に、期限を決めて向き合おう
マッチングアプリを長く使っていると、「本来の目的」がぼやけてしまいがちです。
自分が何を求めているのか、いつまでにどんな出会いをしたいのかを明確にしたうえで、期限を持って使えば、アプリはとても有効なツールになります。
✔この記事のまとめ
- マッチングアプリを長く使いすぎると、選択疲れ・理想の肥大化・時間の浪費などのリスクがある
- 目的意識を持って使わないと、出会いのチャンスを逃してしまう
- 「〇ヶ月で結果を出す」と期限を設けることが成功の鍵
今の使い方、本当に自分の幸せにつながっていますか?
ただなんとなく使うのではなく、「自分の未来のため」に、賢く活用していきましょう。
あなたの出会いが、心から幸せと思えるご縁につながるよう、心から応援しています。